発売日: 1992年07月31日
著者/編集: いとうひろし(著・絵)
出版社:絵本館
絵はかわいいんだけど、1回きりでした。
子供くいつき度:
ぞうさんがちょっとかわいそう。でも人の心がわかるようになるかな?
パパおすすめ度:
あついあつい南の島のそうげんにどうぶつさんたちがいました。
みんなあつくてひからびそうなところに
ぞうさんがやってきて、みずあびに誘います。
「こんな日はみずあびなんかどうだい?」
「やなこったい!でも連れてってくれるなら遊んでもいいよ」
みんなを湖に連れていって、いっしょに水遊びをしようと
ぞうさんも勢いよく入るとおおつなみ
みんなをおぼれさせたくないなら出てってよ!
と、ぞうさんを追い出すどうぶつさんたち
怒ったぞうさんは水を全部鼻で吸ってしまいます。
吸った水をためとくのに我慢できなくなったぞうさん
水をシャワーのように吐き出してどうぶつさんたちは大喜び
ぞうさんもういっかいやって!と仲良く遊びました。
と、いったようなお話なのですが
ちょっと個人的には切なくなりましたね。
ぞうさんが遊ぼうって誘って
みんなを遊び場まで連れて行って、
でも迷惑だから一緒に遊ばないでって。。。
おこったぞうさんも抵抗しますが
いろいろあってシャワーとしてみんなを楽しませます。
ぞうさんかわいそうなんですよね。
結局水浴びにさそって水浴びできなくて、
みんなの為にのあそび道具みたいになってしまって。
仲間外れとかはしないで欲しいので子供には、
「どうぶつさんたちひどいね」
「じゃまじゃま!とか言わないでみんなとなかよく遊ぶんだよ!」
と、言った感じで読んでいました(^^