「ComfyUI-Manager」はComfyUIを劇的に使いやすくする、カスタムノードです。
入れると入れないでは全然違います。というか入れないと「ComfyUI」を使っている意味がありません。
ちょっとひと手間かかりますが、やってみましょう。
1.gitのインストール
「git」(ギット)というソフトを入れる必要があります。
下のリンクから「64-bit Git for Windows Setup」をクリックしてダウンロードしましょう。
ダウンロードフォルダに以下のファイルがあると思うので、ダブルクリックして「Install」ボタンでインストールしましょう。英語で読めないですけど気にせず、デフォルト設定で進めていって大丈夫です。
2.git clone
インストールが終わりましたら、clone(クローン)を行います。
まぁ、この辺はgitを使う人なら馴染みがありますが、
自分のローカルフォルダに、ネットで上がっているソース等を落とす作業です。
エクスプローラで ComfyUI_windows_portable\ComfyUI\custom_nodes に移動しましょう。
ここで右クリックをして「ターミナルで開く」を選びます。
起動しましたら、「git clone https://github.com/ltdrdata/ComfyUI-Manager.git」と打ちましょう
上のコマンドをコピーして、右クリックでターミナルに貼り付けられます。
上のコマンドが100%になると、「ComfyUI-Manager」というフォルダができています。
3.再起動
ComfyUIを起動していなかった人は、「run_nvidia_gpu.bat」から立ち上げを。
起動していた方は、一旦ターミナルを全部閉じて、「run_nvidia_gpu.bat」から起動しましょう。
赤枠でくくった、「Manager」と「Share」がでていれば成功です!!
4.機能
「Manager」ボタンを押すと以下のような画面がでます。
ちょっとわかりにくいと思うので、便利だなぁと思ったものを紹介します。
・「Share」
使う機会が全くないし、邪魔なので以下の部分を「NONE」にしています。
・「Badge」
こちらを「Nickname」にしておくと、ノードの上にアイコンや名称がでるようになります。
最初はどうでもいいんですが、これからカスタムノードを入れていくことになると、「このノードはどれをインストールしたときのノードだっけ?」とか他人のワークフローを参考にするときなどとても便利になるのでこちらに変更しておくのがいいですね。
・「Preview Method」
KsSamplerの下の部分に、現在の絵の作成作業状況がリアルタイムでわかるようになります。
最初は面白くて「Auto」などにしていましたが、そんなに意味ないかなと思いスピード重視で「None」にしちゃっています笑
・「Install Custom Nodes」
この「ComfyUI-Manager」の肝です。これが特に便利すぎるために入れるようなものです。
上記のボタンを押すと、以下のようなカスタムノードのインストール、アップデート、削除がボタン一つでできていしまう画面が出てきます。
「ComfyUI」は他の人が作った画像をドラックして貼り付けるだけで、その画像を生成したワークフローがわかったりできるんです。(もちろん画像にそのデータが入っていればですが。。。)
そんなときに、「あ、この人はこんなカスタムノード使っているんだ!使ってみたいけど何を入れればいいのかわからない。。。」でもこれがあれば、簡単に必要なものがダウンロードできるのです。
ここまでがComfyUIの超基本の作業で、ここまで揃っていればもうなんでもできます笑
あとはいろいろと試すだけですね。まだまだ次の記事から勉強していきたいと思います。