サンプラーの設定の続きです。「steps」「cfg」から見ていきます。
この設定で画像の生成具合がまったく変わってきます。
正直ここからは自分でいろいろ変更してみて、好みの画像にしていく感じですね。
1.steps
・steps
このパラメータは、サンプリングステップの数のことで、値を大きくすることでより詳細な画像が生成されます。
ですが、その分生成時間も長くなります。
実際stepでどう変わっていくのか見てみたいと思います。
プロンプトはちょっと変えてみて
「A lovely Japanese woman sitting on a park bench and smiling」
(公園のベンチに座って、笑っている素敵な日本人女性)
としました。
以下のような感じです。
同じ画像でstep数を変えて検証したいので、seed値が変わらないように
seed:58439249859327
Control_after_generation:fix
にしています。
試しにデフォルトのstep20で出してみました。
素敵な女性です。
step数で比較してみました。
1~5はなんだかわかりませんね。
step 10
step 25
step 40
step 75
step 150
step 15
step 30
step 45
step 100
step 200
step 20
step 35
step 50
step 125
いかがでしょうか。
step数があがると、より鮮明になりますが、その分時間がかかるんですよね。。。。
そこはいろいろ試してみて自分好みに調整していきましょう。
2.cfg
次は「cfg」の調整です。
・cfg
これは入力したプロンプトに対してどれだけ忠実な画像をつくるのかの値です。
「0」はほぼプロンプトを無視して作成してくれます。
数が大きいほどプロンプトに忠実に再生してくれます。
ですが、あまりにも大きい値ですと、謎のアイテムが入ってきたりプロンプトとかけ離れてしまうので
「10」ぐらいまでが適正でしょうか。
デフォルトは「8」でしたね。
この値を中心にパラメータも変えてみるといいとおもいます。
試しに、先ほど作成した
「A lovely Japanese woman sitting on a park bench and smiling」
(公園のベンチに座って、笑っている素敵な日本人女性)
のプロンプト、以下のstep数35のデータを使って、cfgを調整してみます。
0~1とかはほんとノイズだらけでなにも出ませんが、個人的には6~7あたりが好みですかね。
cfg 0
cfg 3
cfg 6
cfg 9
cfg 20
cfg 1
cfg 4
cfg 7
cfg 10
cfg 2
cfg 5
cfg 8
cfg 15
同じstep数とcfgの組合せでこれだけ変わってきます。
もう、この調整をしているだけでも沼ですよね。
どのパラメータが自分の求めている画像なのか!
そして、まだ調整するパラメータがあるのです・・・
「sampler_name」「scheduler」「denoise」
次の記事でまた紹介したいと思います。